【現場調査時のシロアリの見分け方】
シロアリが発生している現場調査ではシロアリの種類の同定が重要になります。今回は実際にどのように見分けているのか話をしたいと思います。
一般住宅を加害するシロアリは主にヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリの3種になります。
今回はヤマトシロアリとイエシロアリの2種類の見分け方になります。
アメリカカンザイシロアリとの見分け方は別ページで解説します。
基本的な見分け方は有翅虫(羽アリ)や兵蟻である程度簡単に確認することができます。
それぞれ解説すると
【有翅虫】
蟻害調査時には羽アリが発生していることが多いです。見た目から判断するにはまずは体色です。
蟻害調査時には羽アリが発生していることが多いです。見た目から判断するにはまずは体色です。
【職蟻】
現場調査で兵蟻や有翅虫がいればわかりやすいのですがいない場合、同定はかなり難しいです。
職蟻の大顎の形状で見分けることができます。
CHEK① スマートフォン×拡大レンズで確認しよう!
いままではシロアリの大顎はとても小さく顕微鏡でないと確認することが難し買ったのですが今はスマートフォンと拡大レンズを使えば確認できるようになりました。
CHECK② 拡大レンズで調べてみたら…。
このようにヤマトシロアリであることがわかりました。
道具の進化により調査時でも素早く正確に判断することができるようになりました。これからも調査、施工がより進化できるよう研究していきます。